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第2章 変更管理の方法について
”変更管理”と言うのは、簡単に言うと要件変更を管理する方法です。
システム開発には、「要件変更」と言うのはつきものです。
顧客と何度もヒアリングや会議を重ねていても、実際動かして見て初めて不具合に気づく
事も多いので、どうしても開発途中から変更作業を行うことが必要となります。
開発側から言わせれば、「そんな話は聞いていなかった。」と言いたい所でしょうが、
そこはぐっとこらえて、なんとか当初スケジュールに間に合うように変更対応を行うものです。
ですが、それも限度と言うのがあり、本番稼動直前になって大幅な要件変更が入ってくると、
それはもう大変な作業となります。
そんな事を防止する為にも、変更管理をきちんとする必要があります。
まず、最初に変更作業を行うための正式な文書を取り交わすことです。
この文書には、発信元の押印欄と受取側の押印欄を設けることが大切です。
上位者承認の押印がないと、文書として成立しないようにしておき、必ず公の場で(全体会議等)
審議をかけて承認する工程を踏むようにします。
何故こんな面倒なことをするのかと言うと、安易な変更を防止させる為なんです。
簡単に要件変更が通る方法では、顧客側も気軽に出してくることが多くなり、結局納期に
間に合わなくなる羽目になります。
システム開発は、段取りを踏まないと変更ができない事は一般の方々にはあまり理解されて
いません。これは今までの経験から言うと、どの顧客でも同じでした。
画面に項目を1個追加するだけなのに、なんでこんなに時間がかかるの?
。。。と言われた事もあります。
画面を変更して、関連プログラムを修正して、開発環境でテストして、擬似本番環境で再テスト
してなんて説明しても理解されません。
とにかく一般の方にはシステムとはブラックボックスなので、なんだかわからないものとして
受け止めていますので、理解してもらうのは至難の技です。
そんな状態なので安易な変更は防止させる手段を講じる必要性があるのです。
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